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青森南高校と高等部とのスポーツをとおしての交流および共同学習

8月24日(金)青森南高校10名の皆さんが来校し、本校高等部生と第2回目の交流会を行いました。
 前回は運動会当日の交流で、競技に参加してもらい、その合間にコミュニケーションをとるといった形でしたが、今回は【アルティメット】というニュースポーツを共に楽しみながら交流を深めるといった内容でした。
 スポーツを通しての交流の前に、『自分達の障害を理解してもらい、より交流を深めよう』ということで、本校生徒より自分達の障害について説明をしました。
 最初に聴覚障害について、きこえや補聴器、人工内耳の説明を図を交えながら説明した後、自分達が青森南高校の皆さんに配慮してほしいことを、いい例と悪い例を示しながら伝え、その後交流時に活用する『UDトーク』(音声認識コミュニケーションアプリ)の使い方の説明をし、実際にグループに分かれてiPadを使うやりとりを体験してもらいました。青森南高校の皆さんからは、手話を使わなくても本校生徒に話したことがダイレクトに伝わる面白さを実感する声が聞かれました。
 次に、体育館で【アルティメット】というフライングディスクを使ったニュースポーツを行いました。最初にルール説明を行った後パス練習をし、すぐ4つのチーム対抗でミニゲームをしました。思うようにフライングディスクが飛ばなかったり、キャッチできそうでできなかったり、様々なハプニングが笑いを誘いながら、大いに盛り上がることができました。
 最後に、青森南高校の生徒さんからは、「今日の交流では、自分のこれからにとても役立つ経験ができた」という感想を発表して頂きました。
 次回は、9月27日(木)に同じアルティメットを通しての交流が予定してあります。
 共にスポーツを通して助け合ったり共感したりしながら、更に交流が深まることで心のバリアフリーが進むことを期待したいと思います。
 

 

 

思春期教室開催

 6月20日(水)に小学部、中等部毎に青森市保健所の方2名が来校して開催されました。
 小学部は二次性徴で変わっていく身体とそのしくみ、性器の働きを男女毎に掲示物で確認しました。また、日常生活の中で月経になったら、こんな時どうしたらいいのか具体的事項毎に対応方法も教えてもらい、いざというとき困らない対応を教えていただきました。
 中学部は二次性徴のおさらいをして、生命の始まりを胎児モデルを使用して学習しました。また、身体が変わると心が不安定になる思春期の心理についても教えていただいて、これから思春期を迎える生徒たちの心構えになる授業となりました。
 また、7月17日(火)に高等部はプライベートゾーンやパーソナルスペース、リプロダクティブ・ヘルス・ライツについて、相手を思いやる心と自分の考えを持ち、お互いを大切にする生き方を考える時間となりました。
 お忙しい中、本校児童・生徒のために御指導くださった保健師の方々、本当にありがとうございました。

歯みがき教室開催

 7月4~5日に幼稚部、小学部、中・高等部毎に青森県歯科衛生士会の方4名が、来校して開催されました。
 
 幼稚部はお母さんと一緒にエプロンシアターで甘いものを食べたら口の中にむし歯菌が増えるから、歯ブラシで落としましょう。というお話の後、お母さんのしあげみがきまで一人ひとりの口の中に合わせた指導をしていただきました。
 
 小学部は染め出しで口腔内の汚れを目で見て、大好きなジュースがむし歯んいなりやすいことを知り、縦みがきのブラッシングの方法も教えてもらいました。
 
 中・高等部は染め出し、ブラッシングの力加減を量りで確認し、ブラッシングをしないと口腔内でむし歯と歯肉炎が発生することを学習しました。歯ブラシの持ち方、汚れへのアプローチも一人ずつ指導していただき明日からのブラッシングが変わる授業となりました。

 お忙しい中、本校生徒のために御支援、御協力くださった歯科衛生士の方々、本当にありがとうございました。