日誌

2023年2月の記事一覧

令和4年度 ドリカム人づくり推進事業「服部未佳さん講演会」

 高等部では、1月31日(火)、ABA青森朝日放送アナウンサーの服部未佳さんをお迎えして、「『伝える』ということ」をテーマに講演会を行いました。
 今年度、高等部は、健聴者と聾者が互いに寄り添い、共生していける社会を作っていくことを目指し、「手話の魅力」を広げる様々な取組を行っています。
 服部さんには、ご自身の経験をもとに、健聴者の目線から見た手話の魅力や思いを伝える方法について、お話しいただきました。
 生徒たちは、講演会で「相手を意識した伝え方」や「強い思いほどシンプルに伝えることが大切であること」を学んだ後、2月23日に開催する成果発表会「広がれ!手話の魅力 in サンロード」に向け、どのように「思いを伝える」のか、企画の見直しを始めていました。
 今後の表現活動や創作活動に向けて、実り多い時間となりました。



「広がれ!手話の魅力 in サンロード」のお知らせ

 高等部では「総合的な探究の時間」の一環として、手話の魅力を啓発する活動に取り組んでいます。
 その集大成として、「広がれ!手話の魅力 in サンロード」と題し、2月23日(木)、サンロード青森サンホールにおいて、成果発表会を開催いたします。
 高等部の生徒たちが、手話の魅力を精一杯発表いたしますので、ぜひお越しいただければと思います。

 以下は、高等部の生徒が作成したホームページです。

「卒業式」及び「卒業を祝う会」縮小開催のお知らせ

立春の候、関係者の皆様、同窓生の皆様にはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、令和4年度の「卒業式」及び「卒業を祝う会」を3月11日に行いますが、新型コロナ感染症拡大を防ぐため、本校幼児児童生徒及びその保護者、本校教職員、学校評議員と一部の学校関係者で行うことを御連絡いたします。

何卒、御理解の程よろしくお願いいたします。

幼稚部まめまき会

2月2日(木)、幼稚部が節分を前に「まめまき会」を行いました。

子ども達は、事前に行った節分由来のお話で、子どもが好きな鬼達が山に子どもを連れ去ることを聞き、ショックを受け、「鬼が子どもを食べてしまう」、「悪い鬼はおりに閉じ込めても壊して逃げてしまう」など、それぞれにイメージを膨らませ、ドキドキしながら当日を迎えました。

まめまき会当日、鬼が登場すると泣いて逃げ回る子どもたちでしたが、最後は「乱暴しないよ」、「絵日記を頑張るよ」などと約束を交わし、心の鬼を追い払っていました。

誰もがもっている心の弱さに向き合うことができた、まめまき会でした。



1月の様子から

1月12日(木)が3学期始業式の本校。青森市内の小・中学校よりも早く3学期をスタートさせました。始業式の日は晴天に恵まれ、幸先のよいスタート(登校・出勤してくるのに苦労が少ない)と思いました。そんな晴れた日には八甲田山が学校からくっきりと見えます。
しかし、その後の青森市は天気の荒れる日が多く、気温もグッと下がりました。通学のため子どもを乗せて車を運転してくる保護者の方の冬道運転の気苦労は大変だったと思います。単独通学・単独帰省・帰舎する生徒の保護者の方も、電車やバスが雪で遅れないかと心配されたことと思います。
外は吹雪き、廊下は外と同じくらいの気温となる学校ですが、子どもたちは元気に学んでいます。雪遊びを楽しんだり体育でスキーをしたりしています。雪の少ない八戸方面から来ている生徒は、寄宿舎での雪かきも体験しています。


1月が終わるとまもなく立春です。春が待ち遠しい青森聾学校です。