日誌

2019年7月の記事一覧

校内研修

7月23日(火)に本校職員を対象の校内研修会を行いました。

 1つ目の講義は、「令和の時代に聾学校の先生に伝えたいこと」という内容で青森県聴覚障害者情報センター前所長の山内公平様にお話いただきました。当時のエピソードを交えながらろうあ運動の歴史について、口話中心の時代の聾学校の話、また、本校の先生方には子ども達に文章力・筆記の力を付けてほしいことや家族の意識を高めてほしいことをおっしゃっていました。

 2つめの講義は、いじめが起こった際の保護者対応について」という内容で青森県総合学校教育センター指導主事 平山淳一朗先生にお話をいただきました。いじめ解消に向けて保護者とよりよく協力していくため方法について講義や演習を通して学ぶことができました。

 3つ目の講義は、「補聴援助システムについて」ソノヴァ・ジャパン株式会社の鈴木考さんからお話いただきました。補聴援助システムの基本的な内容やロジャーを上手に使うために、などを確認しました。また新製品の紹介もあり、日々進化するシステムについて私たちも勉強していかなかればならないと感じました。

  


外部専門家を活用した交流及び共同学習推進事業映画上映・講演会

 
令和元年7月18日(木)
外部専門家を活用した交流及び共同学習推進事業映画上映・講演会が、交流校である青森南高等学校で行われ、およそ、800人の生徒、職員、地域の方の参加がありました。
この事業は、特別支援学校の児童生徒と地域あるいは居住地の児童生徒が、一緒に障害者スポーツ等を行ったり、障害者アスリート等の体験談を聞いたり、直接指導を受けたりすることなどを通して障害者相互理解の推進を図り、交流及び共同学習の一層の充実を図ることを目的としています。
最初に、「LISTEN」という映画が上映されました。この映画は無音であり、言語は手話です。聾者(ろう者)たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリーで、楽器や音声は介しません。手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく世界に魅了されました。
引き続き、本校卒業生で、映画「LISTEN」にも出演されている山本のぞみさんによる講演会が行われました。「相手を受け入れる勇気」と題して、聴者と聾者がそれぞれの文化を受け入れながら尊重し合うことの大切さを語ってくださいました。
今回の映画上映・講演会は、こころのバリアフリーについて深く考えさせられるよい機会となりました。
 

あかしや家庭教育学級家族レクリエーション

  7月15日(月)、本校であかしや家庭教育学級家族レクリエーションが行われました。今年は、校内オリエンテーリング「ドキドキドキドキ!?謎解き!救出ゲーム」という、校内の教室を課題をクリアしながら回っていくゲームを行いました。チームごとに頭を悩ませ、謎を解きながらゴールを目指しました。当日は、八戸聾学校、弘前聾学校からもご参加いただき、楽しい交流の場となりました。

 楽しいゲームの計画、準備をしてくださった保護者のみなさま、本当にお疲れ様でした。