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こころのBF講演会


11月28日(水)、29日(木)外部専門家を活用した交流及び共同学習推進事業講演会が本校で開催されました。
 本事業は、障害のある子どもと障害のない子どもの相互理解の推進を目指しています。
 講師には、本校を平成12年度に卒業したパフォーマーの山本のぞみさんと埼玉県出身の本間智恵美さんをお招きしました。
 お二人には、絵本の読み聞かせ、ワークショップ、パフォーマンス、講演会と2日間の限られた時間の中で、子ども達とたくさんふれあいながら、多くのことを教えていただきました。
 絵本読み聞かせでは、豊かな表現力で子ども達を絵本の世界に引き込んでくださいました。
 中・高等部のワークショップでは、「ろう者と聴者のズレ、誤解」というテーマで子ども達の心の中に眠っていた気持ちを上手に引き出してくださり、活発な意見交換がなされました。
 パーフォーマンス「人との繋がり」、講演会「歩み寄ることの大切さ」では、交流校である青森南高校の生徒、教員、保護者、同窓生、地域の皆様も多数参加しました。「ろう者と聴者がお互いを理解するためには自分から相手を知ろうとすること、お互いを尊重しながら歩み寄ることが大切である。」という言葉に、本事業の目指す相互理解、共生社会の実現のために大切な示唆をいただきました。
身体全体で表現されるコミカルな表現とメッセージに会場に大きな拍手がわき起こりました。

   
 

平成30年度東青地区特別支援連携協議会研修会開催!

  11月12日(月)、アピオあおもりにて平成30年度東青地区特別支援連携協議会研修会を開催しました。行政、医療、福祉等の各機関や、幼稚園、保育園、こども園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校から94名が参加しました。概要及び情報提供者等は次の通りです。

 

1 情報提供

(1)「相談支援事業所の概要と相談事例について」

情報提供者:相談支援事業所 東青森 管理者 三津谷 賢吾 氏
(2)幼児の相談事例」
            
情報提供者:青森県すこやか福祉事業団 ライフサポートあおば

センター長 前中 貴次 氏
(3)中学校通級指導教室の実践事例」
     情報提供者:青森市立浦町中学校 教諭 土崎 純子 氏
(4)小学校通級指導教室の実践事例~ことばの教室と幼・小・中及び関係機関 
    との連携を通して~」
    
情報提供者 青森市立長島小学校 教諭 田中 優子 氏
(5)高等学校通級指導教室の実践事例」
    
情報提供者 青森県立北斗高等学校 教諭 齊藤 光子 氏

2 分科会
(1)A 情報提供①「相談支援事業」分科会
(2)B 情報提供②「幼児の相談事例」分科会
(3)C 情報提供④「小学校通級指導教室の実践事例」分科会
(4)D 情報提供③「中学校通級指導教室の実践事例」分科会
(5)E 情報提供⑤「高等学校通級指導教室の実践事例」分科会<?xml:namespace prefix="" =="" "o"="" />

 

  上記1の情報提供で、情報提供者の方々からお話を伺った後、2の分科会で、情報提供を基にした質疑応答や、参加者が担当する幼児児童生徒について日頃悩んでいることについて協議を行いました。

  参加者からのアンケートには、「具体的な事例を聞くことができ、大変参考になった」「今後、生徒と関わる上で参考にしたい」といったことがたくさん書かれていました。

  今回の研修会をきっかけに、さまざまな機関と連携を図ったり、関係機関に相談をしたりしながら、困っている幼児児童生徒や保護者の方々にとって必要な支援体制を、少しずつ築いていっていただければと思っています。