日誌

新着情報

1月の給食

 1月24日から30日は全国学校給食週間です。1月30日の献立では、学校給食がはじまった当時のメニューを一部再現して提供し、学校給食の意義や役割を見直す機会といたします。1月もまた、今年度卒業予定の皆さんがリクエストしてくれた料理がたくさん登場します。初めてのメニューも所々に入っていますので、給食時間の皆さんの反応が楽しみです。

1月献立予定.pdf

青森県ろうあ協会との懇談会

12月26日(月)午後、青森県ろうあ協会の会長・事務局長・理事の方々をお招きして懇談会を行いました。同協会の皆様から、聴覚障害児のコミュニケーション力の必要性や聴覚障害者の社会参加についてのご意見をいただきました。
いただいたご意見を今後の教育活動に生かして参りたいと思います。

12月の学校の様子

 12月になった途端、大雪に見舞われた青森聾学校です。例年より早い積雪に学校の対応が遅れました。12月1週目は業者に除雪を依頼していなかったため、朝学校に着くと積雪のため車を駐車することができず、早く出勤した職員が駐車場の除雪をして車を駐車するという日が何日か続きました。(その後、業者と契約をして除雪が入るようになりました)
 2学期は12月23日(金)まででしたが、諸事情により12月22日(木)に終業式を行いました。終わりが少々バタバタした2学期でしたが、子どもたちの成長を感じることのできた2学期でした。
 校長から冬休みの宿題を出しました。「令和5年度 わたしの漢字」です。令和5年の抱負を漢字一字にして表してくださいというものです。どのような漢字で1年の抱負を表すのか楽しみにしています。
 12月の終わりは、太陽が昇る位置がかなり南になり、八甲田山の東側から朝日が昇る感じになっています。校舎の周りは積雪で真っ白ですが、本校のシンボル「青森トド松」は天に向かってまっすぐに伸びています。

「大切なあなたへ薦める青春の一冊」コンクール

 12月3日にHOCコネクト(八戸総合卸センター会館)で開催された、令和4年度子どもの読書活動推進大会(青森県教育委員会主催)において、あおもりの中学生・高校生による「大切なあなたへ薦める青春の一冊」コンクールの表彰式が行われ、本校高等部3年 古川瑛梨奈さんが最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
 表彰式の後、受賞者による「お薦めの本」の紹介が行われ、古川さんは、『元女子、現男子。忘れたい過去もある。けど、それを含めて僕だと気づいた。』(木本奏太 かなたいむ。)を読んで感じた思いを紹介しました。
 司会者からインタビューされた際は、緊張した面持ちでしたが、大観衆の前で堂々と自分の思いを伝えていました。
 受賞作品は「優秀作品集」に収録され、青森県教育委員会HP等で紹介される予定です。ぜひ御覧ください。






新役員任命式・全校朝会

 11月17日の生徒会役員選挙により信任された新役員3名の任命式を、11月24日に行いました。



12月7日の全校朝会は、新生徒会役員が進行やマイク係を担当し、全国聾学校卓球大会出場の報告、JA共済交通安全ポスターコンクールの表彰、青聾良くし隊と図書委員会の発表を行いました。

校長先生からは、高等部3年生を中心とした全国大会での活躍や、全国の聾学校の生徒と交流を深められたことが紹介され、皆さんも目標を持ってスポーツなどに励み、心も体も頭も鍛えましょう、というお話がありました。

図書委員会からは、おすすめの本や就労促進センターの皆さんからいただいた手作りの大型絵本の紹介がありました。もうすぐ冬休みです。たくさんの本に触れてほしいと思います。

 この日がデビューとなった新役員は、緊張しながらもそれぞれの役割を頑張っていました。



中学部宿泊学習

 中学部が、11月8日(火)~9日(水)、宿泊学習で八戸市に行ってきました。

1日目は八戸市博物館、八戸市水産科学館マリエントと蕪島、2日目は八戸市みなと体験学習館で、見学や体験学習を行いました。
 八戸市博物館では、昔のくらし体験を行い、現在とは異なる生活の様子や苦労、昔の人々の工夫を知ることができました。八戸市みなと体験学習館では、東日本大震災をはじめとした地震や津波被害の歴史を学んだり、体験クイズでみなと町八戸のことを知ったりしました。東日本大震災発生当時3歳だった2人は、前日に訪れたマリエントや蕪島周辺に津波が迫る映像などを見て、その恐ろしさや日頃の備えの大切さを感じたようでした。

また、電車やバスの乗り換え、運賃や食事代の支払い、ユニットバスの利用など、生活面では初めて体験したことがたくさんありましたが、回数を重ねるごとにスムーズにできるようになりました。

今回の学習をきっかけに、生活経験や活動範囲をさらに広げていってほしいと思います。





あかしや家庭教育学級

12月2日(金)に、あかしや家庭教育学級のコサージュ作り並びに閉級式が行われました。コサージュ作りでは、時に四苦八苦し、時に歓談しながら1つ1つ丁寧に作っていただきました。保護者の皆様と作ったコサージュは卒業式や入学式で子ども達の胸元を彩ります。閉級式では、今年度の反省や来年度の予定、新役員についてなど、次へと繋げる話し合いが行われました。当日お足元の悪い中、お集まりくださった保護者の皆様、お疲れ様でした。



11月の様子から

学校から望む八甲田山の山頂に雪が見えたのは11月7日でした。「さあ、初雪が来るぞ」と構えていましたが、予想に反して暖かい日が続きました。いつもならば中旬頃には初雪の便りが青森市では聞かれるのですが、今年は11月30日と観測史上最も遅い初雪の記録となりました。そして、なぜか11月は学校から3度も虹を見ることができました。(横向きの写真となりますが、ご覧ください)
校内からも新型コロナウイルス感染症陽性者は出ていますが、校内で感染が広がることはなく、感染症対策をしながら教育活動を継続しています。子どもたちの活動の様子はそれぞれの記事をご覧ください。青森聾学校 元気に 活動中 です。


南高校との交流

11月25日(金)青森南高校の生徒会8名を招いて交流会を行いました。
南高校の生徒が自己紹介の際に手話を使ってくれて感激しました。お互いの学校の行事や近況を報告しあった後、レクリエーションとしてカードゲームで交流しました。自己開示が必要なカードゲームを通して、コミュニケーションに花が咲き、楽しい時間を過ごすことができました。
(集合写真のポーズは、「I Love You」を手話で表したものです。)







高等部表敬訪問

 11月25日(金)高等部全員で教育長表敬訪問を実施しました。
 10月に山形県で行われた「第59回全国聾学校陸上競技大会」での古川瑛梨奈さんの女子やり投げ優勝と、9月に鳥取県で行われた「第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」での審査員特別賞受賞を和嶋教育長に報告しました。



12月の給食

 12月から3月の献立には、今年度卒業予定の皆さんが、卒業記念にリクエストしてくれたメニューがたくさん登場します。12月16日の献立は、本校初のスペイン料理が、リクエストによって実現しました。

冬至の12月22日には、中国地方の郷土料理が登場します。鳥取県の郷土料理である「どんどろけ飯」は冬至前後の時期に食べられる料理だそうです。


12月献立.pdf

幼稚部・小学部 人形劇「オズのまほうつかい」鑑賞

1116日(水)、文化庁「子供のための文化芸術鑑賞・体験再興事業」の一環として、人形劇団むすび座による「オズのまほうつかい」を鑑賞しました。

本校幼稚部・小学部の幼児児童とともに、幼稚部と交流のある「こども園やすた」の園児を招いて、たっぷりと物語を楽しみました。

大きな人形や、くるくると変わる華やかな舞台装置、音楽やダンスなどに子ども達は魅了され、90分があっという間に過ぎ、会場を後にする子ども達からは「楽しかったね。」、「ドキドキしたね。」などの声が聞かれました。

正門付近の横断幕が新しくなりました

 9月25日(日)に鳥取県で行われた第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園。高等部全員が参加し「審査員特別賞」を受賞しました。また、高等部3年古川瑛梨奈さんが全国聾学校陸上競技大会で「やり投げ1位」に入賞しました。
 2つのすばらしい結果をたたえ、横断幕を新しくしました。学校においでの際、また、近くにおいでの際には、ご覧いただきたいと思います。
 たくさんの皆様の応援、本当にありがとうございました。

寄宿舎余暇活動

 11月3日(木)の祝日、寄宿舎ではランチ&ショッピングで楽しいひとときを過ごしました。お昼は、感染対策に気を付けながら、美味しいお肉やデザートをたくさん食べて、お腹いっぱいになりました。その後は、近くのイトーヨーカドーやドリームタウンアリーで、友達と一緒に楽しい思い出を作ることができました。天気は、あいにくの雨でしたが、特別な1日になったのではないでしょうか。





10月の学校の様子から

10月になり、季節があっという間に進んでいったような気がします。
本校から見える八甲田山の色も、10月中旬には黒っぽい緑色一色(左上)でしたが、
中旬には山の山腹が紅葉している(右上)のが見えるようになりました。
下旬には、校庭のイチョウの木も黄色く色づいています。(左下)
我が校のシンボルのトドマツは青空に向かって緑色の姿を見せています。(右下)
10月は青聾祭に向けて、特別時間割を組んで練習をしてきました。青聾祭本番では練習の成果を存分に発揮できたようです。やり終わった後の子どもたちの表情がよかったです。(青聾祭については、10月26日付けの記事をお読みください)
校内には暖房が入り暖かくなりましたが、教室は乾燥しています。風邪を引きやすい季節になりましたので、体調をくずさないようにしながら、2学期の残り2ヶ月をしっかりとのりきっていくように気をつけて教育活動を展開したいと思います。

11月の給食献立

 11月は寒さが増してくる季節ですので、グラタンやおでんなど、体が温まりそうな料理を取り入れています。11月4日は「ふるさと産品給食の日」として、地場産物をたくさん取り入れた給食を実施します。また、11月22日には北海道の郷土料理が登場します。

献立予定11月.pdf

手話パフォーマンス甲子園

 9月25日(日)に鳥取県倉吉市にある倉吉未来中心という大ホールで行われた第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に参加しました。手話の魅力を伝えるために練りに練り上げた青聾高等部肝いりの「世にもズレてる物語」で、昨年度に引き続き「審査員特別賞」をいただきました。当日は、佳子内親王殿下に見守られるという全国大会でしか味わうことのできない緊張感の中、高等部10名がそれぞれの役割をしっかりと果たすことができました。鳥取の地でしか味わうことができない貴重な経験をたくさんすることができました。保護者の皆様をはじめ、たくさんの方に応援やサポートをしていただいたおかげです。本当にありがとうございました。



赤い羽根共同募金のお礼

 先日行われた青聾祭で募金活動を行ったところ、5,321円集まりました。

 皆様のご協力、誠にありがとうございました。

頑張った青聾祭

10月22日(土)青聾祭が行われました。

幼稚部劇「けーきをとどけに」は、まーちゃんとあっくんがこぐまちゃんの誕生日にケーキを届ける物語。途中りすくんも加わり、楽しい誕生日パーティーの始まりです。歌ったり、踊ったりかわいらしい笑顔あふれるステージになりました。

小学部劇「みんなでメリークリスマス!」は、プレゼントの準備中にサンタさんに思いがけない出来事が起こってしまいましたが、妖精たちのおかげで無事にプレゼントを届けることができました。

中学部劇「姉妹のキズナ~あきらめない気持ち~」は、部活も勉強もうまくいかずに悩むさくらと、そんな妹心配する姉のりんかの物語。さくらを励ますためにりんかは決意し、2人はピアノに挑戦!素敵なメロディを披露してくれました。

高等部「広がれ!手話の力~The Movie~」は、「聴者と聾者が共生していける社会」を目指して、コントや演劇を通して手話の魅力を伝えました。映画泥棒、SS姉妹、漫才、世にもズレてる物語など盛りだくさんの内容で、会場は笑顔でいっぱいになりました。

各学部が工夫し、児童生徒会スローガン「元気と勇気は無限大~~君のハートにレボリューション」を体現できたステージ発表になりました。