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平成31年度 東青地区特別支援連携協議会 研修会

82日(金)に青森県総合社会教育センターに於いて、平成31年度東青地区特別支援連携協議会研修会を開催しました。行政、福祉等の各機関や幼稚園、保育園、こども園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校から86名が参加されました。概要及び情報提供者等は次の通りです。

 

1 情報提供

(1)「放課後等デイサービスの概要」

   情報提供者:児童発達支援センターやまぶき園

         放課後等デイサービス 太陽   管理者 工藤 孝彦 氏

(2)「幼児の実践事例」

   情報提供者:今別こども園 保育教諭 小鹿 美穂 氏

(3)「合理的配慮にもとづいた実践及び関係機関との連携」

   情報提供者:今別町立今別小学校 教諭 工藤 万知 氏

(4)「中学校の実践事例」

   情報提供者:今別町立今別中学校 教諭 吉野 美代子 氏

(5)「青森北高校今別校舎での取り組み」

   情報提供者:青森県立青森北高等学校今別校舎 臨時養護助教諭 阿部 さつき氏

2 分科会

A 福祉分野分科会

B 幼児の実践事例分科会

C 小学校実践事例分科会

D 中学校実践事例分科会

E 高等学校実践事例分科会

 

 上記1の情報提供で、情報提供者の方々からのお話を伺い、2の分科会で情報提供についての質疑応答や情報交換等を行いました。

 参加者のアンケートからは、「各関係機関や校内の先生方との連携が素晴らしい」「先生の熱意ある取り組みに感動した」など、日頃の先生方の取り組みに対する敬意が多く書かれていました。また分科会では、普段関わることが少ない機関の方と情報交換することができ、勉強になったという意見もいただいております。

 今回の研修で聞いたこと、感じたことをぜひ現場に持ち帰って実践していただくとともに、ここで得た情報を他の機関や保護者等へ広げていってほしいと思います。

 今後も様々な機関とつながりあいながら、お互いの情報を交換したり、相談しあったりできるような体制を作っていきたいと思います。


 

心のバリアフリー 講演会(絵本の読み聞かせワークショップ)

 

本校卒業生であり、現在日本ろう者劇団でパフォーマーとして活躍する山本のぞみさんをお迎えし、絵本の読み聞かせワークショップを行いました。
まず、山本さんから絵本の読み聞かせのコツを教えていただきました。生徒たちは学んだことを生かし、声・表情・動きなどを工夫しながら、絵本に描かれた世界を表現しました。
最後には生徒からの質問にも快く答えていただきました。山本さん、楽しい時間をありがとうございました。
 
 


校内研修

7月23日(火)に本校職員を対象の校内研修会を行いました。

 1つ目の講義は、「令和の時代に聾学校の先生に伝えたいこと」という内容で青森県聴覚障害者情報センター前所長の山内公平様にお話いただきました。当時のエピソードを交えながらろうあ運動の歴史について、口話中心の時代の聾学校の話、また、本校の先生方には子ども達に文章力・筆記の力を付けてほしいことや家族の意識を高めてほしいことをおっしゃっていました。

 2つめの講義は、いじめが起こった際の保護者対応について」という内容で青森県総合学校教育センター指導主事 平山淳一朗先生にお話をいただきました。いじめ解消に向けて保護者とよりよく協力していくため方法について講義や演習を通して学ぶことができました。

 3つ目の講義は、「補聴援助システムについて」ソノヴァ・ジャパン株式会社の鈴木考さんからお話いただきました。補聴援助システムの基本的な内容やロジャーを上手に使うために、などを確認しました。また新製品の紹介もあり、日々進化するシステムについて私たちも勉強していかなかればならないと感じました。

  


外部専門家を活用した交流及び共同学習推進事業映画上映・講演会

 
令和元年7月18日(木)
外部専門家を活用した交流及び共同学習推進事業映画上映・講演会が、交流校である青森南高等学校で行われ、およそ、800人の生徒、職員、地域の方の参加がありました。
この事業は、特別支援学校の児童生徒と地域あるいは居住地の児童生徒が、一緒に障害者スポーツ等を行ったり、障害者アスリート等の体験談を聞いたり、直接指導を受けたりすることなどを通して障害者相互理解の推進を図り、交流及び共同学習の一層の充実を図ることを目的としています。
最初に、「LISTEN」という映画が上映されました。この映画は無音であり、言語は手話です。聾者(ろう者)たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリーで、楽器や音声は介しません。手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく世界に魅了されました。
引き続き、本校卒業生で、映画「LISTEN」にも出演されている山本のぞみさんによる講演会が行われました。「相手を受け入れる勇気」と題して、聴者と聾者がそれぞれの文化を受け入れながら尊重し合うことの大切さを語ってくださいました。
今回の映画上映・講演会は、こころのバリアフリーについて深く考えさせられるよい機会となりました。
 

あかしや家庭教育学級家族レクリエーション

  7月15日(月)、本校であかしや家庭教育学級家族レクリエーションが行われました。今年は、校内オリエンテーリング「ドキドキドキドキ!?謎解き!救出ゲーム」という、校内の教室を課題をクリアしながら回っていくゲームを行いました。チームごとに頭を悩ませ、謎を解きながらゴールを目指しました。当日は、八戸聾学校、弘前聾学校からもご参加いただき、楽しい交流の場となりました。

 楽しいゲームの計画、準備をしてくださった保護者のみなさま、本当にお疲れ様でした。

 


公開研究会

   7月12日(金)筑波大学附属聴覚支援学校の杉山砂寿先生をお招きして、公開研究会を開催しました。県内の聾学校幼稚部や市内の幼稚園、保育園の先生方などにも参加をいただき、「幼稚部の研究授業」、そして「杉山先生による授業」のあと、本校全教員も加わり「研究協議」を行い、最後に杉山先生に「指導助言」としてまとめていただきました。なかでも、「杉山先生による授業」は、杉山先生の一人一人の子どもの状況の見極めや、かけひきしながらのコミュニケーションなど、参加者全員が大変学びの多い「子どもとのかかわり」を見せていただきました。研究協議での意見や杉山先生からの指導助言を今後の指導に活かせるように日々の指導実践に取り組んでまいります。