校長挨拶
『夢や志の実現に向け、新しい時代を心豊かに たくましく生きる』
青森聾学校Webページへアクセスしてくださいまして、ありがとうございます。学校長の木村 禎子(きむら ていこ)と申します。
本校の歴史は、盲人西蓮寺幸三郎氏が大正14年10月15日に青森市長島に開設した青森盲人教育所が始まりで、昭和6年に聴覚障がい児の教育を開始しました。以来本校は聴覚障がいを有する幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するため、子どもの心を育て、教育的ニーズに応じた教育を行ってきました。今年度は創立100周年を迎えます。
また、「そだちとまなびの支援センター」では、医療や福祉等関係機関と連携し、特別支援教育のセンター的機能の充実を図ってきました。乳幼児の教育相談はじめ、言葉の後れや発達が気になるなど、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
【目指す学校像】
(1)こどもが夢や希望をもち、主体的に学ぼうとする学校
(2)聴覚障がい教育の高い専門性と特別支援教育のセンター的機能を発揮し地域に貢献する学校
(3)教職員一人一人が使命感をもち、やりがいをもてる職場としての学校
(4)保護者や地域から信頼される学校
(5)安全・安心で楽しい学校
本校は今年度、幼稚部2名、小学部8名、中学部1名、高等部3名、計14名の幼児児童生徒とともに新たなスタートを切りました。
本年度は、令和8年度に開催される全日本聾教育研究大会(青森大会)に向けたプレ大会として、「令和7年度東北地区聾教育研究大会(青森大会)」が開催される予定です。「東北は一つ」を合い言葉に、東北各地の聾学校と連携し、新しい時代を豊かに生きる力を育む授業づくりに取り組んでまいります。
また、地域から求められる特別支援教育のセンター的機能のさらなる充実を目指し、保護者の皆さま、地域の皆さまのご理解とご協力のもと、「地域とともにある学校づくり」を一層推進してまいります。
本校では『チーム青聾』による学校づくりを進めながら、教育活動のさらなる充実に努めてまいります。そして、こども一人一人が「夢や志の実現に向けて、心豊かにたくましく挑戦できる」よう、「分かった!」「やってみよう!」と笑顔で主体的に学べる教育活動を展開してまいります。
今年度も、保護者の皆さま、地域の皆さま、関係機関の皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
青森県立青森聾学校
校 長 木 村 禎 子